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新刊のご案内(『新島襄とその周辺』)

 投稿者:志村正昭  投稿日:2007年 3月22日(木)12時33分16秒
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   ■新刊のご案内(太田雅夫著『新島襄とその周辺』)
 初期社会主義研究会の会員限定メーリングリスト〈初期研ML〉でも紹介した新刊のご案内です。
 同書の「まえがき」(pp.v-vii.)からの一部を下記に引用しておきます。
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 太田雅夫〔著〕『新島襄とその周辺』

      (青山社、2007年3月29日、vi, 328p.)
      (ISBN: 978-4-921061-07-4 / 本体価格: 2,500円)


 〔目次〕

   まえがき

  第一章 新島襄と反抗学生たち

 一 同志社を退学した家永豊吉−新島襄宛英文書簡を中心に
 二 安部磯雄らの神学科退学−新島襄外遊中の事件
 三 広津友信らの同盟退学−晩年の新島襄を支えた人々

  第二章 同志社大学設立運動

 一 「同志社大学設立の旨意」の公表−掲載日と掲載紙誌
 二 同志社大学設立運動と『東雲新聞』−徳冨蘇峰と中江兆民
 三 幻の「同志社大学設立の大意」−大阪での大学設立募金運動

  第三章 東華学校の設立と閉校

 一 宮城英学校の設立過程−新島襄と富田鉄之助
 二 東華義会と東華学校−度重なる校則の改正
 三 東華学校閉校への道−東華学校遺址碑

  第四章 同志社余録

 一 多賀城碑の拓本と李樹廷〔イスジョン〕の書−「新島旧邸」の屏風
 二 根岸橘三郎『新島襄』をめぐって−柏木義円の批判を中心に
 三 柏木義円の未完「新島襄伝」−日記にみる執念と苦悩


 初出一覧



―「まえがき」より(p.v-vi.) ―――――――――――――――↓(以下引用)
 同志社は二〇〇六年一一月二九日に、創立一三一周年記念日を迎えた。また創立者新島襄に関する研究は、『新島襄全集』(同朋舎出版、一九八三年二月〜一九九六年一一月)の刊行を機に、「顕彰」から「検証」へと、第三世代の研究者たちにより、飛躍的に進展した。そしてその研究成果が続々と発表されている。しかし新島襄を取り巻く周辺の人物や事柄に関する研究分野は、不明確なところや未開拓のところが多々あり、立ち遅れの感を拭い去れない。そこでその方面を少しでも埋めることができればと、著者はここ数年にわたり、新資料の発掘収集につとめ、実証的な研究を重ねてきた。本書はこれまでに発表した旧稿とこの度新たに執筆した論文をまとめたものである。なお旧稿の再録に当っては新資料の発掘収集等もあり、全体的に整理・統一・加筆・補正を行なった。本書の構成と概要は次の通りである。

 第一章「新島襄と反抗学生たち」は、同志社や新島襄に反抗して同志社を退学しながら、再び新島襄の許にもどり、晩年の新島襄を支えた学生たちの三つのケースを取り上げ、教育者新島襄の真髄を明らかにする。
 第二章「同志社大学設立運動」は、新島襄の晩年に展開された同志社大学設立運動を中心に考察する。「同志社大学設立の旨意」は、発表当時から二〇の新聞雑誌に掲載されたと言われながら、現在まで一七紙誌は判明していたが、残る三つが不明であった。しかし探索の結果ようやく判明し、確定することができた。またこの「設立の旨意」の掲載日も論者によってまちまちであったが、確定することができた。次に徳冨蘇峰と中江兆民の交友関係を論じ、『国民之友』と『東雲新聞』が如何に多くの同志社関係の記事を掲載したかを考察し、さらに大阪での大学設立募金運動が不振を極める中で作成された、新島襄の筆になる「同志社大学設立の大意」を紹介する。
 第三章「東華学校の設立と閉校」では、新島襄をして「同志社之分校と申も不苦」と言わしめた仙台の宮城英学校のちの東華学校について、同志社では皆無と思われていた資料、別けても宮城英学校の「内規草按」と東華学校の「東華義会規則」(控)が、新島遺品庫に収蔵されていたのを見つけることができた。さらに宮城県公文書館での資料収集によって、東華学校の度重なる規則改正の全容が明らかになり、教育勅語発布後、社会情勢の国粋主義・反キリスト教への転換に伴い、遂に閉校を余儀なくされるに到ったその顛末を述べる。
 第四章「同志社余録」は、同志社の正式記録には記載されていないが、新島襄との関連で無視できない事柄について、これまで発表した論文を余録として収めた。新島襄旧邸の茶室「寂中庵」の屏風についての考察や、従来タブー視されてきた根岸橘三郎著『新島襄』についての再検討、さらに柏木義円の未完におわる「新島襄伝」執筆の苦悩を紹介する。
―「まえがき」より(p.v-vi.) ―――――――――――――――↑(以上引用)



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 ※お問い合わせ等は、
  有限会社青山社
   630-8101 奈良県奈良市青山二丁目3番5号
  電話:0742-22-8744 / 075-706-7696
  FAX :075-706-7417
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